教育業界の現状

学習塾全体の市場規模は長年伸び続けている

経済産業省の特定サービス産業動態統計調査によれば、学習塾の売上高は2004年の約3,078億円から2023年には約5,813億円まで、約1.9倍に拡大。2023年は昨対比でも104%であるなど、近年でもその成長は衰えていません。

この数字からも、学習塾に対する需要が高まっていることがわかります。

市場は集団塾から個別指導塾へシフトし続けている

学習塾市場の中でも、特に個別指導塾の成長が目覚ましいのが現状です。

塾予備校市場における個別指導塾のシェア

集団塾から個別指導塾へのシフトが年々進んでおり、個別指導塾の占める割合は着実に増加しています。この流れは、教育ニーズの多様化や一人ひとりに合わせた指導へのニーズの高まりを反映していると言えるでしょう。

個別指導塾への需要が増加している背景

個別指導塾への需要が増加している主な要因には、入試や教育カリキュラムが難化していること、少子化により子ども一人ひとりに注ぐ教育投資は増えていることが挙げられます。

経済産業省の特定サービス産業動態統計調査によれば、2004年における生徒一人あたりの売上高は約32,500円でした。一方、2023年には20%増となる約40,000円にまで上がっています。

2023年の生徒一人あたりの売上高は昨対比でも約106%になるなど、直近でも客単価の増加は顕著に見られます。

個別指導塾は将来も安定して伸びると予測される

少子化というトレンドに変化の兆しはありません。

つまり、集団塾から個別指導塾へのシフトも、今後も着実に進んでいくことが見込まれるのです。個別指導塾市場は、将来にわたって安定的な成長が期待できる分野だと言えるでしょう。

こうした教育業界の潮流の中で、トライプラスは個別指導塾の大手ブランドとして確固たる地位を築いています。

今後の市場変化に向けトライプラスが行っていること

教育業界を取り巻く環境が変化する中、トライプラスは時代のニーズを先取りし、常に一歩先を目指す取り組みを続けています。

何より高い教育品質を担保する

少子化の進行と新規参入の増加により、個別指導塾市場における競争はますます激しくなっています。そうした中で生徒や保護者に選ばれるためには、確かな「選ばれる理由」が必要不可欠。

トライプラスが誇る「トライ式学習法」には、147万人以上の指導実績から生まれた実践的な教育ノウハウが詰まっています。

この学習法を用いることで、どの教室でも一貫して高い教育品質を担保しています。

付加価値を作り続ける

少子化が進む中、一人ひとりの顧客をどれだけ深く満足させられるかが、教育ビジネスの鍵を握るようになってきています。

トライプラスでは、トライグループ独自の強みとして、ソニーコンピュータサイエンス研究所出資のギリア株式会社と共同開発した「AI学習プログラム」を使用しています。

テクノロジーの力を教育に活かすことで、生徒一人ひとりの学習状況により適した指導を行うことが可能に。トライプラスは、常に新しい価値を生み出し顧客満足度を高め続けていきます。

多様な教育ニーズに対応する

入試制度の変化や教育目的の多様化に伴い、画一的なプランでは生徒や保護者のニーズに応えきれなくなっているのが現状。

1987年創業の「トライグループ」は、長い歴史と豊富な実績を持つからこそ、様々なケースに対応するための豊富なノウハウを蓄積しています。

例えば、小学生向けには「進学塾併用プラン」や「志望校に応じた中学受験対策」、中学生向けには「中高一貫校サポート」、高校生向けには「英語資格検定対策」や「内部進学対策」など、多岐にわたるニーズに応える体制が整っています。

高い教育品質、付加価値の創造、多様なニーズへの対応。この3つの取り組みによって、トライプラスは今後も個別指導塾市場において揺るぎない地位の確立を目指し続けていきます。