教育費の比較
親が子どもにかける教育費は、どのように変化しているのでしょうか。
表を見てもわかる通り、子ども一人当たりにかける教育費は増加傾向にあります。
以前は、塾と言えば集団塾が一般的でしたが、最近はわが子一人ひとりを丁寧に見てくれる個別指導塾のニーズが高まっており、今後はそのニーズがさらに高まっていくことが予想されます。中高生の通塾率が下がったにも関わらず、平均支出額が増加していることからも、一人ひとりの子供に対してより質の良い教育、つまり個別指導塾のような教育が求められることが明らかです。
また、「児童手当」「脱ゆとり教育」など教育をめぐっての社会の変化が追い風となり、「6つの財布」と言われるように、子ども一人に対して、両親だけでなく両祖父母が援助者となるケースも増えてきており、子ども一人当たりにかける教育費は増加傾向にあります。