オーナーインタビュー

先輩オーナーインタビュー

すでにトライプラスフランチャイズに加盟し、教室を経営している先輩オーナーにインタビュー!
経験者だから言える、生の声を聞いて、起業の参考にしていただければと思います。

「自分流の教室を作ってみたい」若きオーナーの誕生!

滋田喜憲様

契約者名
株式会社CSサクセスカンパニー
担当者名
滋田喜憲様
教室名
八広はなみずき通り校(東京都)
業種
教育、学習支援業

教師から塾講師という選択肢へ

滋田喜憲様

元々、教員になりたかったので、最初から教育現場で働きたいとは思っていました。どうせなら母校で教鞭をとりたいと思っていましたので、大学卒業すると同時に問い合わせてみたのですが、残念ながらその年の採用はありませんでした。

高校時代の恩師に相談してみると、「次の採用まで塾で指導の経験を積んでみたらどうだ?」と言われてアルバイトとして入った先がトライプラスでした。今考えるとこのあたりから縁があるなぁと思うんですが、最初は単純に採用試験までの繋ぎ、練習のつもりでいたんです。ところが、働いている内に少人数を指導する講師の仕事が面白く感じてきたんです。恩師に相談しても「塾の方が君にも合っていると思うよ」とアドバイスを受け、塾講師としての覚悟が決まりましたね。

トライプラスを選んだ理由

そのまま一教師として経験を積んでいくという選択肢もありましたが、自分の性格上あまり人の下で働くのが得意なタイプとは思えませんでした。それに、どうせなら自分流の教室を作ってみたいという思いもありましたので、思い切って父親に相談しました。滋田家の家訓は「思い立ったら即行動」。すぐに父親は週末に開催されていた、様々なフランチャイズ本部が集まるフランチャイズエキスポに出席し、トライプラスの説明を聞いてきて、僕に勧めてくれました。話を聞いた時点ではロイヤリティなど細かいことは知りませんでしたが、「60分講義30分演習」「マンツーマン制」など、自分自身がトライプラスの授業システムを魅力的だと感じていたので、すぐに興味を持ちましたね。

ところが、障壁となったのが資金面でした。まだ大学を出たての22歳を信用してくれてお金を貸してくれるところなんてそうそうありません。と、なると頼るところは身内ぐらいしか当てはなかったので、またまた父親に相談。父親も経営者なので、他の家庭より独立や起業に対して考え方は寛容的だと思いますが、お金に対しては厳しい考えを持っていました。銀行から融資を受ける際は父親の名前を拝借しましたが、連帯保証人には自分がサインすることが条件でしたね。

大学出たての若干22歳が数千万円の借金を背負ってスタートすることになったのですが、それ以上にトライプラスに魅力を感じたので、それでもやってみたいという気持ちの方が勝っていましたね。

トライプラスで良かった点・失敗した点

八広はなみずき通り校内観

まだ開校したばかりなので、成功談も失敗談もあまり出来ませんが、SVの萩原さんや開発の小山さんなど、本部の方々には本当に良くしてもらっていて感謝しています。開校する際のエリアや物件の紹介から、備品の準備、告知、宣伝など販売促進に至るまで、細かい点まで本当にお世話になっています。特に小山さんは講師として働いていた頃からお付き合いさせてもらっていますが、今でも時々お電話をもらったりして気にかけてもらえています。他社のフランチャイズ制度の様子など詳しいことは分かりませんが、ここまで親身にしてくれるところは少ないんじゃないかと思いますね

生徒ゼロからの出発でしたが、近所には小学校が複数あり、子供の数も多い。本部のアドバイスを忠実に実行すれば必ず生徒を集められると信じてコツコツと頑張ってきましたね。特に開校して最初の1ヶ月が勝負だと本部の方にも言われていましたので、積極的に外へ出て道行く子供たちへ挨拶したり、ポスティングで一軒一軒ご近所さんを回ったりと、とにかく出来ることはすべてやりました。

今後のビジョン

滋田喜憲様と八広はなみずき通り校外観

実は1校目を開校した時点から既に2校目の構想は頭の中にありました。1校目は基礎固めに徹底し、そこで得たノウハウを2校目以降の教室に生かすことが出来たらと考えています。

自分の立場は教室長兼オーナーですから、一人二役の仕事をこなさなければいけません。教室長としては一人でも多くの生徒の成績を上げてあげたいし、全員を望む進路に進ませてあげたいと思います。オーナーとしては、経営者の先輩である父親を目標としています。祖父の代から多くの土地を譲り受けたとはいえ、現代のように高齢化社会に突入することを見抜き、いち早く老人ホームの経営に着手してきました。同じ経営者としてそういった先見の明は見習わなくてはいけないと思いますし、すぐに動ける行動力は特に真似したいところですね。

また、他店舗展開となると教室長となるべき人材を育てなければいけないという問題が浮上してきます。特に教育現場で働く人間に多い問題が、自分の指導方法が一番だと思い込んでいるプライドの高さです。一つ上の立場に立てる人は、そういった自分のやり方を押し通すだけでなく、学年、性別、その子の性格に合った教え方が出来る人ではないかと思いますね。特に学校とは違って少人数制の塾に通わせるメリットはそこにあると思いますので、保護者の方にも安心して任せていただけるような教室を作りあげていきたいですね。自分でも教育者として培ってきた経験や思いも違いますので、自分も合う、合わないだけで人を判断するのではなく、人を認めて育てていけるような人でありたいと思います。まだまだ年齢が若い分大変なこともありますが、生徒も講師も気持ちを理解してあげられる経営者・教育者になれるように頑張りたいですね。