フランチャイズはやめたほうがいいかは本部次第!最悪どうなるか・成功のコツ
フランチャイズの加盟を検討中の方は少なくありません。ブランドの力を借りて手堅く独立できるイメージがあるからでしょう。
しかし実際のところ、うまくいくかどうかの多くは本部の選び方次第になります。
本記事では、フランチャイズ加盟をやめたほうがいい本部の特徴と、最悪の場合にどうなるのかをお伝えします。
また、フランチャイズで成功するためのコツもお教えしますので、ぜひ参考にしてみてください。
- フランチャイズはやめたほうが良いのか
- フランチャイズがやめたほうが良いと言われる原因と対策
- フランチャイズを選ぶべき・避けるべき人
- 失敗すると最悪どうなるのか
- フランチャイズでの失敗事例・成功事例

【結論】フランチャイズをやめたほうが良いかは本部次第
結論から申し上げると、フランチャイズをやめたほうが良いかどうかは本部次第です。
優良な本部であれば、開業までの道のりも安心ですし、開業後も手厚いサポートを受けられるでしょう。
一方で、以下のような特徴がある本部は要注意です。
十分なサポートを受けられない本部は要注意
本部から十分なサポートを受けられないのは危険信号です。
特に開業前の研修や開業直後のサポートが手薄だと、開業してからの学びに苦労することになります。
最悪の場合、売り上げが上がらず資金繰りに窮し、開業から間もなく閉店に追い込まれるケースもありえるでしょう。
本部のサポート体制をよく確認し、疑問点は事前に解消しておきましょう。
費用やリスクなど誠実に回答してくれない本部もNG
フランチャイズ加盟にはロイヤリティなどのランニングコストがかかります。しかし、こうした費用について誠実に回答してくれない本部も危険です。
開業前はイニシャルコストばかりが気になるものですが、毎月支払う費用が高額だと利益を圧迫します。最悪の場合、赤字続きで資金ショートを起こす可能性も。
本部の担当者とは何度も話し合い、リスクについてもきちんと理解しておく必要があります。
競合への明確な強みがない本部もやめたほうがいい
競合に対して明確な強みがない本部への加盟は避けたほうが無難です。
例えば、商品やサービスが他社と変わらず顧客から選ばれる明確な理由が無いなど。
こうした本部のもとでは集客に苦戦し、売り上げが伸び悩む恐れがあります。本部の商品開発力や販促手法をチェックして、競争力があるかどうかを見極めましょう。
以上のような特徴がある本部は、フランチャイズ加盟をやめたほうがいい可能性があります。本部についてはじっくり比較検討したうえで選んでいきましょう。
フランチャイズはやめたほうがいいと言われる原因と対策
フランチャイズへの加盟をやめたほうがいいと言われるのには、いくつかの原因があります。
ここでは4つの代表的な原因と、その対策についてお伝えしましょう。
原因 | 対策 |
ロイヤリティや初期費用が利益を圧迫する可能性がある | 契約前に隠れたコストがないか入念に確認する |
本部の経営状態やブランドに影響を受ける | 加盟前に経営状態やリスクヘッジ策を確認する |
せっかく起業したのに自由に経営できない | 自由度とサポートのバランスが良い本部を選ぶ |
本部からのサポートが期待外れの場合がある | 事前確認・既存加盟店の声を聞く |
原因1. ロイヤリティや初期費用が利益を圧迫する可能性がある
フランチャイズ加盟には、ロイヤリティや初期費用などのコストがかかります。
これらのコストが高額だと、売り上げが順調でも利益が出にくくなってしまうのです。
対策:契約前に隠れたコストがないか入念に確認する
対策としては、契約前に隠れたコストがないかを徹底的に確認することが大切です。
ロイヤリティ以外にも、什器や備品の買取りを求められるケースもあります。本部の担当者にしっかりと質問し、トータルでどれだけのコストがかかるのかを把握しておきましょう。
原因2. 本部の経営状態やブランドに影響を受ける
フランチャイズは本部のブランド力を活かせる反面、本部の経営状態の影響を受けやすいという特徴があります。
本部の経営が傾けばサポートの品質が下がり、結果的に加盟店の経営も苦しくなる可能性があるでしょう。
対策:加盟前に経営状態やリスクヘッジ策を確認する
本部の経営状態については、加盟前に入念にチェックする必要があります。
可能な限り決算や売上などの開示を求め、数字の裏側にある本部の戦略もヒアリングするとよいでしょう。
また、万が一の際のリスクヘッジ策についても確認が必要です。
原因3. せっかく起業したのに自由に経営できない
フランチャイズ経営の最大のデメリットが、自由な経営ができない点だと言えます。
店舗運営や商品構成など、細かな部分まで本部の指示に従わなければならないのです。
対策:自由度とサポートのバランスが良い本部を選ぶ
一方で本部の関与が全くないフランチャイズでは、十分なサポートが受けられない恐れがあります。
手厚いサポートと独立開業の魅力となる「自由度」とのバランスが取れた本部を選ぶことが肝心だと言えるでしょう。
担当者との面談の際に、どの程度オーナーの裁量に委ねられるのかも確認しておきましょう。
原因4. 本部からのサポートが期待外れの場合がある
加盟を検討する際は、本部からのサポートを過度に期待してしまいがちです。
しかし本部選びによっては、思ったほどサポートが受けられないケースも少なくありません。
対策:事前確認・既存加盟店の声を聞く
本部からどのようなサポートが受けられるのかは、契約前にしっかりと確認しておく必要があります。
サポートの頻度や内容を具体的にヒアリングするのがおすすめです。
また、既存の加盟店オーナーから話を聞く機会があれば、ぜひ本音を聞いてみると良いでしょう。
フランチャイズでの起業はやめたほうが良い人の3つの特徴
フランチャイズは誰にでもおすすめできる開業スタイルではありません。
ここでは、フランチャイズでの起業がおすすめできない人の特徴を3つご紹介します。
- フランチャイズなら努力せず成功できると考えている人
- 責任ある立場は重荷だと感じる人
- リスクは大きくても自分だけで挑戦したい人
フランチャイズなら努力せず成功できると考えている人
「有名ブランドを使えるから集客は簡単」「本部のノウハウを使えば儲かるはず」と、フランチャイズなら努力せずとも成功できると考えている人は要注意です。
確かにブランド力やノウハウは大きな武器になりますが、それだけで売り上げが上がるわけではありません。
あくまで経営になりますので、オーナーの継続的な努力なくして成功は困難であると認識しておきましょう。
責任ある立場は重荷だと感じる人
フランチャイズでは本部からサポートを受けられる一方で、加盟店オーナーは独立した経営者としての責任を負います。
つまり、売り上げが低迷したり何か問題が起きたりした際は、オーナー自らが責任を取る必要があるのです。
こうした責任ある立場を重荷だと感じる人は、フランチャイズにはあまり向いていないかもしれません。
「サポートは受けたいけれど、責任は取りたくない」という考えでは、フランチャイズオーナーとしてやっていくのは難しいでしょう。
リスクは大きくても自分だけで挑戦したい人
フランチャイズは、独立開業に伴うリスクを低減できるのが大きなメリットです。
しかし見方を変えれば、それだけ自由度が制限されているとも言えます。
リスクの高さは承知の上で、「経営には自信があるからすべて自分の思い通りにビジネスを展開したい」という人には、フランチャイズはおすすめできません。
その場合は、独自のビジネスモデルで起業するのが賢明だと言えるでしょう。
フランチャイズでの開業を選ぶべき人
一方で、こんな人にはフランチャイズがおすすめです。
- 起業リスクをとにかく抑えたい人
- 意思はあるがアイデアや経験が不足している人
- 会社員よりも高収入を目指したい人
起業リスクをとにかく抑えたい人
起業に際してのリスクをできる限り抑えたいと考えている人には、フランチャイズが適しています。
ブランド力や集客ノウハウなど、本部からの手厚いサポートを受けられるので、独力で起業するよりもリスクを低減できるのです。
意思はあるがアイデアや経験が不足している人
「起業したい意欲はあるけれど、具体的なアイデアがない」「経験不足で経営のノウハウがない」という人にもおすすめです。
フランチャイズなら本部の用意したビジネスモデルに乗っかることができますし、マニュアルに従いながら経営を学べるため、経験やアイデアが乏しい人でも取り組みやすいのです。
会社員よりも高収入を目指したい人
「完全な起業家ほどのリスクは取りたくないけれど、会社員よりも高い収入を得たい」と考えている人も、フランチャイズで独立するのが得策です。
フランチャイズとはいえ経営者であるため、事業が上手く行く限り収入は青天井に。会社員では到底達成が難しい収入を実現できる可能性があります。
もちろんゼロからのスタートになるため、開業直後から高収入を得るのは難しいですが、中長期的な視点で見れば会社員の年収を超えられる可能性は十分にあると言えるでしょう。
フランチャイズで失敗すると最悪どうなる?
フランチャイズで失敗した場合、最悪のケースではどうなるのでしょうか。
実はその答えは、開業時の資金をどのように用意したかによって変わってきます。
例えば法人を立てて資金調達をした場合、無担保の借り入れであれば、たとえ倒産しても代表者個人に返済の責任は及びません。あくまで借り入れたのは法人であり、個人とは無関係となるためです。
一方で、個人事業主として自己資金や個人の借り入れで開業した場合は、倒産すれば借金を背負い続けることになりかねません。
失敗時のリスクを最小限に抑えるためには、無理のない資金調達が肝心だと言えます。
自己資金でまかなえる範囲で開業するのが理想的ですが、どうしても借り入れが必要な場合でも、無理な方法で巨額を借りるのは避け、返済計画をしっかりと立てておくことが大切です。
フランチャイズの失敗事例
では、フランチャイズ経営でよくある失敗事例を3つ見てみましょう。
- 資金調達に失敗してしまう
- 費用や利益の見積もりが甘かった
- 立地選びを間違えてしまう
資金調達に失敗してしまう
資金調達の失敗は、開業前につまずくパターンの代表例です。
過去に金融関係のトラブルを起こしていると、いざ融資を申し込んだ際に審査に通らないことがあります。
また、「補助金を活用すれば開業資金が潤沢に集められるはず」と想定していたものの、いざ申請してみると条件を満たしていなかった、といったケースも考えられます。
想定している資金調達の方法が本当に可能なのか、きちんと確認しておきましょう。
費用や利益の見積もりが甘かった
フランチャイズの導入費用や、ランニングコストの見積もりが甘かったために、開業後に資金ショートを起こしてしまう事例も見受けられます。
売り上げの予測が楽観的すぎたり、想定外のコストがかさんだりすることで、資金繰りが行き詰まるのです。
失敗しないためには、開業前の段階で本部としっかりと相談し、入念に資金計画を立てることが欠かせません。費用や売り上げの予測は、控えめに見積もるくらいの慎重さが必要だと言えるでしょう。
立地選びを間違えてしまう
不適切な立地で開業してしまい、来客数が伸び悩んでしまうのも痛い失敗例です。
駅から遠い、同業他社が近くにある、商圏人口が想定より少ないなどの理由から十分な売り上げが見込めないケースがあるのです。
立地選びのミスは、一度開業してしまうと取り返しがつきにくいだけに、慎重にならざるを得ません。
物件探しの際は、本部の担当者とともに市場調査を行い、需要予測をしっかりと行っておくことが肝要です。
フランチャイズの成功実例3選
優良なフランチャイズ本部のもとで真摯に経営に取り組めば、大きく成功する可能性は十分にあります。
ここでは、実際にフランチャイズで成功を収めたオーナーの事例を3つご紹介しましょう。
会社員から独立し働き方を激変させた事例
建設会社で設計職として働いていた鴨志田順さんは、睡眠時間を削って働く日々に疑問を感じ、独立を決意しました。
子どもの誕生を機に働き方を見直したいと考え、トライプラスのフランチャイズに加盟。
現在は2教室を運営し、120名もの生徒を抱えるまでに成長を遂げています。
鴨志田さんは「トライプラスの絶対的なネームバリューと誠実な対応が加盟の決め手になった」と振り返っています。
こちらの事例については、以下をご覧ください。
フリーランスから経営者になった事例
元証券会社の営業職だった白木裕子さんは、英会話教室の講師などフリーランスとして活動していました。
しかし一人では限界を感じ、フランチャイズへの加盟を検討。トライプラスの経営理念と指導スタイルに共感し、開業に至りました。
現在は2校目の開校も視野に法人化を進めており、「講師も生徒も満足度地域No.1を目指したい」と意気込みを語っています。
こちらの事例については、以下をご覧ください。
フランチャイズで他業種経営に成功した事例
ガソリンスタンドやファミレスを経営していた鈴木隆浩さんは、事業の多角化を検討していた際にトライプラスを知ります。
これまでの職歴などから「先生のような仕事に就けるのか」と不安もありましたが、本部の力強い言葉に後押しされ開業を決意。
現在は4教室を展開し、今後は10校を目指しているそうです。
こちらの事例については、以下をご覧ください。
成長業界で低リスクの開業ならトライプラス
個別指導塾FCの中でトップレベルの規模を誇る「トライプラス」では、ただいまフランチャイズオーナーを募集しています。
教育業界の中でも個別指導市場は成長傾向にあり、トライプラスはその中で圧倒的な知名度を確立しています。
フランチャイズ方式のため、ノウハウを活用して低リスクで開業できるのが何よりの魅力。
教育業界未経験の方でも、本部の手厚いサポートのもとで安心して教室経営に取り組んでいただけます。
「ストック型ビジネスで安定した収益を上げたい」「低リスクで開業して着実に事業を伸ばしていきたい」とお考えの方は、ぜひトライプラスのフランチャイズをご検討ください。
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